謎解き大作戦!見て、触れて、新聞づくり

9月13日(土)、うみ・みらい館2階 地域交流センター 多目的ホールで【謎解き大作戦!うみまち3つの謎】のイベントを開催しました。
宇美町内の小学生と保護者、約30名が参加し、うみまちの謎解きに挑戦。
謎解きの後は、通常は触れない土器に触れ、子どもたちは貴重な体験に目を輝かせていました。
全問正解で君もものしり博士!うみまちの謎解き
謎解き大作戦!でうみまちの謎を会場の皆様といっしょに解いたわけですが、全問正解したお子さんは、なんと!1人だけ。
うみっとのスタッフも、共働事業に携わるまで宇美町の歴史を知らなかったので、松尾さんのお話は大変興味深く、勉強になりました!この企画を実現できてよかったです。
古代山城大野城跡と大野城跡にまつわる土器、日本で唯一の蜻蛉型装飾具(とんぼがたそうしょくぐ)について宇美町役場シティプロモーション課の松尾さんから学んだ後、実際に大野城跡で出土した土器に触れました。
達成感あふれる壁新聞づくり

宇美町の歴史に触れた後は、読売新聞西部本社 新聞のちから委員会の講師である高橋さんから新聞づくりを教えていただきながら、子どもたちが思い思いに壁新聞づくりを楽しみました。
うみっとでは、新聞づくりのために大野城跡に関する資料をたくさん用意していました。
毎回、新聞づくりで感心するのが、子どもたちの資料の使い方です。
同じ資料を使っているはずなのに、個性が光る構成をしていて新鮮です。
大人はどちらかというと何かの材料を与えられたとき、正誤で判断する部分がありますが、この壁新聞づくりには、そもそも間違いが存在しません。
柔軟な発想が壁新聞に表現されています。
いつもの「まわしよみ新聞」づくりでは、新聞の読み込みを合わせると完成までに約60分ほどかかるのですが、今回のイベントでは制作時間が限られ約20分で完成!
講師の高橋さんも驚いていましたが、うみっとスタッフも約20分で完成したとは思えないほどの内容に、感動しました。
力作ぞろいの壁新聞

壁新聞ができた人から、高橋さんに作品を見ていただきました。
資料の活かし方一つをとっても、みなさんの捉え方の違いに驚かされることが多く、次のイベント開催に向けて、スタッフのよい刺激になっています。
「宇美町に日本一があるなんて、知らなかった!」
「初めてふれた土器はザラザラしていたよ!」
「宇美町には古墳が100基あるって、すごい!」
子どもたちの感性あふれる作品を会場でぜひご覧ください。
うみ・みらい館での作品展示は10月26日まで!

イベントで子どもたちが作成した作品は、うみ・みらい館1階 展示スペースで公開中です!
大野城跡にまつわる土器も出張展示されています。
宇美町立歴史民俗資料館では、蜻蛉型鞘金具(とんぼがたさやかなぐ)の特別展も予定されているので、今から楽しみですね!(10/15-12/14)
現在、期間限定でうみ・みらい館に壁新聞を展示しています(9/28-10/26)
子どもたちの豊かな発想と、イベントでの学びが詰まった力作を、ご家族・ご友人をお誘いあわせのうえ、ご覧ください。
今回のイベントを糧に、うみっとの挑戦はまだまだ続きます。

